石見神楽面職人の仕事は、「舞面」「飾り面」「蛇頭」がメインです。
しかし、私の場合は、ありとあらゆるものを造形し、和紙作品として仕上げています。
今回は、「伊勢えび」。
これがこの後、多くの職人の手に渡り、唯一無二の作品となってお客様の元へと渡ります。
伊勢えびに限らず、これまで、「鯛」や「サザエ」まで作りました。
海育ちで、魚介類が大好物の私ですが、さすがにいざ形を作るとなると、とても大変な作業なのです。
「内部構造(身と骨と内臓)がどうなっているのか」
「動くときにどの部分が、どう可動するのか」
の原理がわかっていないと形にすることができません。
ということで、そんな難しい仕事に日々挑んでいる私ですが、今度は何を作るのか、、、乞うご期待!!