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小林工房オリジナル和紙作品 ~玉龍~

2021年11月10日
皆さん、こんにちは。

今日は、小林工房オリジナルの作品をご紹介します。

まず1つ目は、「壁画」です。
神楽面の技法を活用しつつ、和紙のみで仕上げる室内装飾用の壁画(壁掛け)作品です。
壁画といっても、凹凸のある立体作品として仕上げますので、正式には「壁画レリーフ」として、当工房オリジナル作品として手掛けています。

そして、もう1つが「玉龍(ぎょくりゅう)」です。
訳すと、「ドラ〇ンボー〇」になってしまいますが、まさに「龍をモチーフにした球体作品」です。

今日は、この「玉龍」をご紹介します。

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最新作です。(正面の図)

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正面から45度回転

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さらに45度回転(正面から90度)

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正面から180度回転(裏正面)


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裏正面から90度回転(正面から270度回転)

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戻ってきました。(360度回転)

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底面は、このようになっています。

こちらは、今秋に制作いたしました作品で、「椿昇龍にふくろう白髪松づくし」です。
(作品名のセンス感は無視してください。。。)

ご依頼主様より、モチーフの要となる「龍」以外に「ふくろう」と「白髪松」「椿」を入れてほしいとのご要望でしたので、このような作品となりました。


このように、「龍+他2~3点のモチーフ」で制作していきます。

たとえば、
〇名前(花とか、海など)
〇家(屋号など)
〇好きなもの(動物や植物など)
などです。

これらと『龍』を掛け合わせて、「その人だけのための『オリジナル作品』」として仕上げます。


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まずデッサンです。
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そして、造形します。乾燥後、和紙貼りです。



玉龍の制作過程は複雑で、神楽面の技法以外に、とある工芸品の技法を参考にしています。
さらなる技術向上を目指し、勉強のために今冬、現地研修に行く予定です(一人ですが)。

また、和紙も特注品でして、これは、私がいつも頼りに頼りまくっている浜田市三隅町の「西田和紙工房」さんにお願いしています。西田さんの特注和紙は、「そこにあるだけで美しい」のです。だから、壁画レリーフは一切、色を施しません。

しかし、玉龍は彩色を施しています。
その経緯はまたゆっくりと。

ということで、今日は「小林工房オリジナル」として『玉龍(ぎょくりゅう)』を紹介しましたが、小林工房オリジナルというより(そこはむしろどうでもよくて)、「世界中であなただけのもの=オリジナル」を小林工房で作りますということです。

もし、「自分だけのモニュメントがほしい」という方はぜひお問い合わせください。

それでは、また。
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