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お久しぶりです(笑)!

2017年6月18日
皆様、こんばんは!

あまりに久しぶりすぎる投稿です(笑)!

いやいや、本当にこの3か月間は怒涛の毎日でして、、、言い訳になっちゃいますが、どうかお許しください(汗)。

ということで、ぼちぼち更新していきますよ~~。
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まずは、こちらです。



2月下旬から作業が始まった、地元「厳島神社」の『猿田彦面』の復元作業。

3月末の時点で「胡粉塗り」まで終えることができてました。

で、実は、その1週間後に、完成しちゃいましたので、ご報告いたします(笑)。


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復元後の面(正面)。


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こちら、元型と復元型を並べました。


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右斜めからの写真です。



こんな感じに復元させていただきました。

現状の古びた感じが「風情があっていい」という意見もあるかと思いますが、氏子総代長より「もともとの色(購入当時)にあわせてほしい」ということで、このようにさせていただきました。

と、いいますのも、この1枚の写真が出てこなければ、現在のくすんだ(どす黒い)赤にしていたと思います。





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こちら、昭和50年代の写真。


この写真を見ると、一目瞭然です。

そうなんです、もともとはとても血色のいい、鮮やかな赤(エンジ色)だったのです。
毛並みも揃っていて美しいですね。

もし、「今の古びた感じがいいよね」を採用したら、今はいいのですが、10~20年経過するととんでもない面になってしまいます。

明らかな歴史、資料があるのならば、なるべくその当時に近づけることが必須で、今のままを再現することよりも、実はかなり難しいのです。

今回は、たまたま私の母が撮影してくれた写真が残っていたので、歴史に忠実に立ち返ることができました。


また、元型の作品にはところどころに「黒いスジ」が見えましたので、これは採用させていただき、くぼみ部分の陰影をハッキリとさせることにしました。



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くぼみに、メリハリがありません。
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隈取(スリコミ)を入れることで陰影をはっきりさせました。


こうすることで、今現在の状態⇔もともとの状態、どちらにも接するよう作っていくのが復元面の大きな仕事といえます。

とはいっても、資料も何もない、歴史を探ることのできない面の復元依頼が「小林工房」には多々ありまして、、、これをどう乗り切るかが職人としての修行の一歩だと思っています。


この四苦八苦な様子も、アップできたらな~と思っています。


ということで、今日はこのあたりにします!


今度は、「獅子頭」復元の報告をしま~~~す。


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