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復元面の仕事~獅子頭~①

2016年12月12日
みなさん、こんにちは!

今朝は、仕込みの日だったので、朝6:00に作業場に来たのですが、あまりの寒さで「手まったく動かず」・・・。

これからの季節は、ものづくり職人にとって厳しい毎日になりそうですね。


さて、「修理面」のお話が進んでいますが、今日は「復元面」の仕事を紹介します。



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復元前(元型)
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復元後(レプリカ作品)


このような形で、「原形を元に、新しいものを作る」のが『復元』の仕事です。

あくまでも「復元(レプリカ)」なので、同じように作っても、まったく同じものができるわけではありませんが、元の作品を残すことができますし、元型ではできない加工(毛を植える、目鼻の大きさを大きくする、など)が可能になるのです。



で、今回、小林工房が受けている復元の仕事は、こちらです。
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こちらでございます。

小林工房が、得意とする『獅子頭(和紙製)』です。

和紙製って、そりゃそうでしょーと思われるかもしれませんが、ほとんどの獅子頭は、「木製(木彫り)」なのです。



ここ最近、和紙製の軽くて丈夫な、かつ補修が効きやすい「和紙製獅子頭」の注文が多くなってきました。



現在、石見神楽面職人の中で、獅子頭制作に取り組んでいるのは、当工房のみとなっております。


そういう経緯から、今年度もいくつかの獅子頭制作の依頼を受けておりますが、今は地元:大田市の神社様からの依頼で制作中の獅子頭に取り組んでいます。

そして、今日その作業が始まりました。




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てことで、今日は粘土をモリモリ盛って、成形していきます。



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開始から1時間で、とりあえずここまでです。




「粘土造形」の作業を、私は大きく「荒彫り」「中彫り」「仕上げ彫り」に分けています。


これは能面制作でも同じですが、まず大きな形から少しずつ削り落とすことで形を生み出していくのです。


まだまだ、偉そうにいえるほどの技術ではありませんが、「粘土塑像」の最大のポイントは、「付け足す」ことと、「削り落とす」ことのバランスが重要なのです。


偉そ~(汗)。


できてないくせに。


ま、ま、今日のところは、その荒彫りにいくまでの初期段階まではきましたよ。




ということで、今日は帰ります(笑)。



うわ~~~、短気~~~、性格丸見え~~~。



ではでは、おやすみないませ。

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