木彫り面の修復完成!
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島根県大田市温泉津町にある、石見神楽の舞面・飾り面・陶器面の制作、古面復元・修理を行う(株)小林工房
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木彫り面の修復完成!
2020年4月13日
皆様、こんにちは。
コロナウィルスによる自粛生活、テレワークなどが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
非日常の日々で、ストレスも増し、我慢の限界、、、という方もたくさんいらっしゃるのではと思います。
こういう時こそ、「共有(情報)」「協力(知恵)」「協同(精神)」の3KYOでいきましょう。
(もちろん、3密を守った上で)
さて、先日アップした「木彫り面の修復作業」が完成いたしました。
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
という形で修復をさせていただきました。
この制作には、
①内部構造の仕組みを理解し、作業の段取りを考える
②和紙貼りにて全面貼り直し、補強
③下地塗り(胡粉塗り22回+古色塗り13回)
④彩色
⑤毛植え
⑥付属品取り付け(動く眉毛や目と口の銅板)
⑦裏面の処理
⑧紐類の取り付け
という流れで作業を行いました。
ざっと1か月で仕上がる(仕上げる)という見込みでしたが、、、まさかの3か月かかってしまいました。。。
そうです、木彫り面は通常の和紙面と素材も、作り方もすべて異なるため、とても時間がかかるのです。
一番、苦労したのは、彩色と毛植えでしょうか。。。
しかし、その分、初めての経験を積む機会となり、頭も手もフル回転で臨みましたから、本当にいい勉強をさせていただきました。
さ、小林工房的には大掛かりな仕事が次いくつもお待ちですので、、、気持ちを切り替えて頑張ってまいります。
その様子も、また、アップします!
では、今日も一日はりきっていきましょう!!
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